子どもさんへの読み聞かせのコツ

子ども、特に小学生に上がる前の小さなお子さんを想定した読み聞かせのコツです。
もちろん本の選定も大事なのですが、これはあとで後述するとして
抑えておきたい簡単ないくつかのポイントを書いていきます。

1.子供さんに話しかけるようにゆっくり穏やかに読みましょう。
たまにお子さんに聞かせているにもかかわらずお経を読むように黙々と音読し続ける親御さんもおられます。そうではなく絵本を通してお子さんと対話するように読んでみましょう。読み聞かせがコミュニケーションの時間にもなりますよ。

2.文章は句読点にこだわらず、意味のかたまりを考えて切ると自然な読みができます。
(多くの場合は)子どもさんは耳だけで文章を追っているので、多少大げさなぐらい文章の意味のかたまりで切ると、子どもさんも頭の中に内容が入ってきやすくなります。

3.場面や感情の起伏も大げさに
多くの場合、子ども向けの絵本には山場というものがあります。主人公の感情の変遷もあります。そのような起伏をこれも大げさなぐらいの抑揚をつけて朗読すると臨場感が高まり子どもさんも喜ばれますよ。